すっかりブログはご無沙汰になってしまいましたが、転職しておりました。無事終わったので戦いを記録しておきます。
前提条件
- 時短勤務中
保育園は朝は夫婦で、帰りは原則私がお迎えです。そんなに熱とか出さない子ですが、会社にいなくてもそこまで怪しまれない。
- 体力は低い
母乳はまだあげているから非常に疲れやすい…
- IT系
SAP ERP導入とやや平均より高めの英語力が売り。導入コンサルなのでITエンジニアやプログラマーとはやや違う。
- お尻は決まっている
きっかけは急に上司が辞めるということでした。また、この上司が部下を憐れんで非常に転職活動に協力的でした。むしろきっかけを待っていたくらいだったのでこのビッグウェーブに乗るしかない!と私は一念発起しました。ゆえに締切は決まってお尻に火が着いた状態でした。
エージェントとの付き合い方
時間がないのでとにかくいかにエージェントを使いこなすかが鍵だと感じました。
スカウトは切っておけ
アホみたいにメールが来るだけです。そのメールを読んで要不要を判断するだけで意志力が消耗するので切ってOKです(そもそもスカウトしてくるという点でブラックではないかと思ってしまいますが)。
Linkedinが本当の意味でのスカウト待機です。企業の人事の方からダイレクトスカウトが来るので話が早いです。ただその分給与交渉は自分でしないとですが…。
逆に少しでも興味ある会社はぽちっと応募する。スカウト待ちなんて受け身な体勢ではもったいないです。求人がなければ自社HPから直接応募するかWantedlyから接触してみるか。
タスク管理
20社30社と応募して行くにつれ何がどうだったのか持ち駒管理で頭がぱーんする瞬間が到来します。そこはプロジェクト管理ツールと後述のカレンダーツールで乗り越えました。
プロジェクト管理ツールではボールを持っているのはどっちか、付随タスクはあるか、どのステータス(書類応募、面接待ち、テスト受験等)なのか、どのエージェントから来たかを可視化しました。求人票の内容や面接場所なんかもコピペして情報を一元化しました。
BacklogでもTrelloでも手帳でもなんでもいいのですが、私はAsanaのリスト形式で一覧化しました。Markdown対応してくれー!
日程調整
働きながらの転職は常に時間の確保が課題でした。
まずは子供の通院という名目の繰り返し有給予定を設定しました。
「ちょっと子供がアレルギー出て毎週病院に通わなきゃになったのですみませんが有給消化します」
通院でも親の調子が悪いでもなんでもいいのですが、毎週決めた曜日は有給を取り、エージェントには「木曜休みだから面接そこに突っ込んどいて」とお願いします。そのためのエージェントです!使い倒せ!ただそのためにはエージェントは1社に絞るのがベターです。私は最終的には90%リクルート社を使ってました。他のエージェントも使わないわけではないのですが、面接の日程調整が遅くて結局面接には至りませんでした。「その日はだめです」とか2往復しているうちに他社で決まってしまった。
あるエージェントがいいというか、その担当のエージェントが自分の転職のために尽力してくれるかが大事です。自己開示とやる気のほどをオープンにして、相手の食いつきでそのエージェントを使うか切るか考えていました。なので面談はすべて電話面談です。誰の顔も知らないw
面接の日程調整に関してはこちらから候補日を出した枠はGoogleカレンダーで「○○面接(仮)」等と登録しておきます。2,3日候補日をあげたら全て登録しておいてどこに面接が入るかもしれないということでブロックしておきます。さらにGoogleカレンダーは夫と共有して状況のよってはお迎えを変わってもらいます。時短勤務なので勤務後に面接ということもできました。死にそうでしたが…。
1日選考会で面接2回とかがもっとも効率がいいです。かたや普通に面接をしていると3,4週間はかかるのでそれくらいのスケジュールを意識しておくといいでしょう。
また、いくら有給だからって面接は3個くらいまでに抑えておくのがベターです。個人差ですが、私は3社でも死にそうなくらいに消耗しお風呂上がったら寝落ちしていました。午前とかにまとめて午後は静養に努めるとか体調崩すフラグを立てないことが大事です。
心身の管理とか
体調第一
時短でも保育園がお迎えでも転職する強い意志を持てばなんとかなるのですが、とにかく疲れます。面接1つすれば候補者として会社から値踏みされ、こちらも本当に働きたい会社か値踏みするので消耗します。土日は昼寝必須、面接した日はもうとにかく風呂入って寝ました。体調崩そうもんならリスケもしなきゃだしいろいろマイナスです。崩さない方向で!体調崩すフラグは全部へし折る!休日も子供とみっちり付き合うと疲労困憊になるので適宜KIDSLINEのシッターさんを呼んでそのすきに私は休息していました。
秘密を抱え込むということ
現職のやる気は著しく下がりました。私は結構「この秘密をぶちまけたい、誰かに!」と日々悶々していました。コーヒーとおやつと社外での秘密会議で乗り越えましょう。
そもそも次の職場で時短は取れるのか?
エージェントからは会社次第、部門次第、プロジェクト次第と言われました。結局入社を決めたところは入社後1年は時短勤務出来ないとのことなので1年は我慢して時短してやろうという魂胆でしたが、延長でなんとかフルタイム定時帰りが出来たので結局そのままです。お給料たくさんもらえた方が自己肯定感上がるし、何はともあれお金ですね!
夫は転職活動中は家事はほぼ全部やってくれて、面接を業後に入れたときはお迎えも変わってもらいました。なによりも私のキャリアアップを肯定的に応援してくれた夫がMVPです。ありがとう!ありがとう!
終わってみて
死ぬほど疲れました。もう当分は転職活動やりたくない。
とはいえ私が最初に就職活動したときは不況だったし会計士受験生でフリーターだったしでどこもかしこも書類で落ちて面接のチャンスすらなかったのですが、今回は景気もいいし経験もある、ということでじゃんじゃん面接できました。それはそれで経験としてよかったんじゃないかな、と。
ただし次するとしたらコネで楽々転職にします!ヽ(;▽;)ノ