てっぺんめざせよ

Making the world a better place -- ITとシンプルライフを掲げて爆走するワーママ記

赤ちゃんが生まれる前の自分へ伝えたい6つのこと

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なんだかんだママにはなれる

臨月になっても全然母親の実感がわきませんでした。生まれてきて顔を見た時も「無事出てきてくれてよかった」と安堵もつかの間、「疲れた…ぼろ雑巾みたいな気分だ」と「この子の面倒をあれやこれや見るのか」という義務感が勝りました。でも5日間の入院の間、子供だけ検査に引っかかって私だけ先に退院することになったんですよ。2日くらい冷凍母乳持って行ったなぁ。そしたら退院する日部屋でとか帰ってから夜とか子供が1人で病院にいるのが可哀想で可哀想で音を出さずに大号泣したのに自分でも戸惑いながらこれが母ということだろうかと思いました。

ちなみに①相部屋だったのですが、他の人もすすり泣きしていたような気がします。メイビー。
ちなみに②ぼろ雑巾な気分なのに出産当日は気分が高揚して寝れず、持参した小説を読破。その後入院中はご飯と面会と母子学級以外は大体寝ていました。

退院したらしたで何かあったらなんでも聞ける病院から自宅で小さな命の全責任がほとんど自分にかかる重圧がちりちりと焼かれるようなストレスでした。

全ては個体差

母体の回復も子供の成長もみんな違う!
そういえば当時のスマホにはsmartnewsのアプリが入っていたのですが、そいつはさっさとアンインストールするか育児のカテゴリを非表示にしろと言いたいです。「うちの子だけ違う」とかそういう釣りタイトルをついついクリックしちゃってた気がします。
母体は基本ごろごろしていました。一度1ヶ月検診の前に大量の出血が夜中にあって1人パニックで家中血だらけにしたのですが、翌日病院に電話して経過観察で結局何もなく終わりました。ちなみにそれは義実家が赤ちゃんを見に来るというから家を掃除していたらその夜出血。まぁ2週間たったし大丈夫だろうと思っていたけどそうでもないこともあるんですかね。掃除はむしろやってもらおう。

どんなに検診で何もなくても、出産(産後含む)は何があるかわからないといういろんなエピソードを見て、 みんなここに健康でいるのは奇跡に近いことに怖くなったりもしました。

母乳もミルクも睡眠も個体差

夜中は普通に泣いたら母乳をあげていましたが、アドレナリンが出ていたのかうちの子は穏やかだったのか日中ごろごろしていたからか特に苦痛には思いませんでした。火が付いたように寝れずに泣いたこともあったのですが4,5回くらいだったと思います。それも「前より力強く泣くようになったなぁ。大きくなっているんだなぁ」なんて思った気がします。思い出が美化されているのかなぁ…。
ちなみに母乳が楽だったのでミルクはあんまりあげず、あげなかったからかあんまり飲んでくれませんでした。病院のは飲んだんだけどなぁ。今は液体ミルクがあるからちょっとは楽にできるかもね!人肌程度のくだりがずぼらな私には無理でした…

育休はあっという間に終わる

6か月とりましたが、毎日大体同じことの繰り返しで夢の中のように過ぎた感じです。実際はいろいろあったと思うのですが…
日々赤ちゃんがちゃんと息しているか適宜必要なお世話をして、かわいい顔をみたり遊んだり写真を撮ったりして、ヒルナンデス見て昼寝してご飯作ってってなると大体一日が終わっていました。段取り考えて効率よく、みたいな気合は一切なく、「ぬぼえ~~~~~…」と過ごしていました。
最後のほうはちょっとは出かけたけど…

体力をつけてほしい

私の場合一番つらかったのはすぐに疲れることです。もともとHPの上限が少なかったですがさらに減りました。検診とかでかけると疲労困憊。めっちゃ近くに児童館があっていろいろなおもちゃがあるので本当はもっと行きたかったのですが「めんどくさいから」「だるいから」「雨だから」「ほかの人と話すのが面倒だから」でなにかと先送りにしていました。

これが産前から1日10000歩とか歩いていたりスクワット100回とかやっていたら違ったのか?お菓子は食べすにサラダチキンとプルーンを食べてたら違ったのか?やっと最近筋トレが続くようになったのですが、未だ自分の体に合ったHPの増やし方を模索中です。体力がないからこそ省エネな方法を生み出せたりもするけどHPは高いに越したことないよね。

外部の手は早く使え

時間はお金で買えます。KIDSLINEは復職しばらくたってから使いましたがもっと早く来て貰えば良かったです。登録している方のスキルは様々なので口コミと合わせて誰かしら相性のいい方がいると思います。タスカジは利用したことがないのですが、私の周りの人だとタスカジはハズレの時もあるけどキッズラインはハズレの時でもコンタクトセンターが親身な印象です。

気遣いな人たち

実母も手伝いにきてくれましたが有難い一方で小うるさいこと言うし夫と実母とお互い気遣いまくりでめんどくさかったです…。夫ももちろんお願いしたら見てくれるのですがせっかくの土日は家族3人まったりと一緒にいたい気持ちがありました。まぁ当時はまだルンバも乾燥機付き洗濯機もなかったからね。

自分がハッピーじゃないと子供にも夫にもそっけなくしちゃう

そのフェーズごとにハッピーを維持するポイントは違うので今後とも適宜対応してきたいです。今は毎週ある義実家詣でを月1くらいお休みしておうちに一人でいる時間も欲しいかなぁー…

とはいえ幣夫はすごいんです。
夫が頼もしかったエピソード

  1. 子供が退院して初日、夜泣き→母乳→(飲んでいるから)急に泣き声がやむという一連の出来事に対してぐっすり寝ていた夫が「大丈夫!?SIDS!?」と飛び起きてくれました。夫は当然日中働いているので、夜は気にせず寝ていいよと合意しました。そうやって言っておけばスイッチをオフにできるらしく、その後は夫は寝てくれました。
  2. 入院中、私はぼけーっとしていたので子供がどういう状態でなぜまだ退院できないかをてきぱきとメモをとってみんなに説明してくれた。
  3. 入院中は毎日面会に来てくれたし、退院後は毎日定時退社で帰ってきてくれた。

孤育てじゃなかったから日々爆発せずに過ごせたのかなぁと思います。産後は恨みも感謝も一生続くといいますが大体感謝です。

今は今でワーママとしてしんどい時もあるからか、思った以上に昔のことを忘れていると感じました。ちょうど復帰前にちょっとブログ更新頑張っていましたが、やっていてよかったなと思いました。
また都度都度振り返って気持ちの変化を観測してきたいと思います。