てっぺんめざせよ

Making the world a better place -- ITとシンプルライフを掲げて爆走するワーママ記

前職の産休育休と引継ぎの話

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前の会社は私が産休育休第4号くらいでした。
私が入社前は「入社してすぐ産休とはなにごとだ、お○せ!」みたいな完全アウトな発言があったようで、転職会議に書かれたり、恨んだ元社員によるアンチサイト?ブログ?もあるとかないとか…。アンチのくだりはどっちもどっちだな、と思いつつ。

プロジェクトは大体1年規模、人数は3,4人でした。
幸い子育て経験のある上司だったため多大な理解を得て全然マタハラ的なことはなく、私も体調が良かったので普通に客先に出かけたり残業もしたりしました。これを最後にしばらく残業とか出来なくなる、ということは頭ではわかっていたけどリアルに想像は出来ていませんでした。

私が抜けるだけで代わりの人員は配置されませんでした。現存メンバーは導入当初からの人達なので業務のことはよくわかっています。大きな引き継ぎは特になく、先送りになっていたドキュメント整備や今までの成果物の最新化ぐらいで大丈夫でした。
今にして思うと彼らの負荷は増えているのに、もらえるのは残業代だけ。他の人の分も支えてくれているんだからもっと労う仕組みがあってもいいのに。産休の際に浮いている人件費の一部でも払うとか。

結局法定の産休6週間はもらって、産休後も2,3回は進捗会議で聞くだけ参加したり、チャットアプリで簡単なお問い合わせ対応をしたりしました。

note.mu
どのタイミングか忘れましたがこのnoteを読みました。
先輩が妊娠で産休育休するのにマタハラしたり、そのあと自分が妊娠して産休育休して後輩ちゃんが実は…という話。
私は妊娠前に産休する先輩の下で働く機会はなかったのでわかりませんが、全然マタハラしてしまう可能性はあったと思います。不満げな顔くらい絶対したと思う。会社の先に産休を取っていた先輩はそんあに仕事でからむことはなかったので「ふ~ん」ってぐらいでした。
余力がない現場こそ構造的にそうならざるは得ない気はします。なので人を憎まず仕組みを憎むというか…人徳だよりなのでよくないよね。

一人でもしょっぱい気持ちの人が減る仕組みが広まったらいいなぁ