3日間捨てやすいものをピックアップしてきました。取っ付きやすければ始めやすい。しかしここでちょっと考えてみましょう：捨てやすいものとは一体？
ずばり、「用途が狭い」けどその用途には使っていないもの
タッパーはものを入れるためのものだけどものを入れてない。靴は履くものだけど履いていない。
「使っていないもの」は捨てましょう、ということですが、用途が狭いと使っている/いないの判断がしやすいのです。
タッパー
→子供の離乳食入れるぜ
→→離乳食終わった！
→→→捨てよう
靴
→履いてない
→→履くと痛い
→→→捨てよう
しかし一般的に言われる捨てにくいものはここの判断にぶらさがる要素がたくさんあるので捨てるのに労力がいるのです。服はいろんな組み合わせがあるのでそれをひとつひとつ「いや、でも着ない」と否定していくプロセスがあります。本は実に多様な欲望を満たす目的で買われるのでそれをひとつひとつ「いや、でも読まない」と否定していくプロセスがあります。
本
→読んでない
→→いつか読むし
→→まだ読んでないし
→→読んだらかっこいいし
→→家にあるだけでかっこいいし
→→昔読んだけどまだ内容を全て吸収していないし
→→そのうち読むし
→→そのうち読みたくなるかもしれないし
→→→……
全ての要素を脳内で論破してはじめて捨てられるのです。手数が違いますね！また、思い出の品は用途こそ少ないかもしれませんがそこに紐づく思い出が情景として浮かんでくるので論破するのがヘビーです。
はじめればはじまる
なにはともあれはじめなければはじまりません。なのではじめやすい小さくて捗るものを探す際は「用途の少ないもの」かつ「思い出がないもの」を探してみてください。アボカドの種をとるやつとかマンゴーを一発でスライスできるやつとかゆで卵をスライスするやつとかね！アボカド好きな人はスルーしてほしいのですが、アボカドなんてそんなにしょっちゅう食べるか！
