てっぺんめざせよ

Making the world a better place -- ITとシンプルライフを掲げて爆走するワーママ記

OneNoteを使ってみてもいい理由

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Evernote一択だろうと思っていた私ですが、機能調査をいろいろしてOneNoteにもチャンスをあげてもいいんじゃない、と思うようになりました。

EvernoteでブログネタとWebのクリップをしていたところ、ブログネタがどんどん埋もれてしまうことに不便さを感じました。そこでブログネタだけOneNoteで切り分けることにしました。それで使っているうちにいけると思ったので職場のメモは秀丸やエクセルや紙などいろいろですが、自分用のものはOneNoteで統一するに至りました。

※Windows10に標準で装備されている無料版OneNoteとOffice製品のパックの中にある有償版OneNoteで多少機能が違うのでご注意ください。

メリット

起動が早い、どこでも軽い

Evernoteだと電波が悪いところではどうにも遅いのですが、OneNoteはそれぞれの情報をローカルでも持っているので遅いということはないです。また、クイックノートというすぐにメモする機能は本当に早いですが、本体も十分早いです。クイックノートはいつでも右下のタスクバーに待機しています。

フォントが見やすい

ゴシック游ですが、スマホのアプリで見ると圧倒的に見やすいです。ストレスが少ないのでじわじわきいてくる感じのメリットです。PCで見づらいという方もいるかもしれませんが、それはOneNoteのフォントの問題というよりはフォント表示の調整かもしれません。
私はこちらを参考に調整できました。
nelog.jp

ステッカー、見出し、テーマ等で視覚的に楽しい

後から見返すタイプのメモはとにかく見やすいことが大事です。見出しやステッカーはそれぞれCtrl+のショートカットが割り当てられているのでノーストレスで変更できます。個人的には見出しをよく使います。ステッカーもマイルールを決めてもっと活用していきたいです。
テーマはグラフ紙等が背景にできるのですが、エクセルと違って文字とうまく合うわけではないのでたまに気分で使うだけです。

階層の掘り方を後から変えやすい

これが私は1番重宝しています。
Evernoteだと全体>ノートブック>ノートまでですが、OneNoteはノートブック>セクション>ページ>サブページまであります。
視覚的にタブ分けされているのでドラッグ&ドロップで自由自在にページの場所を後から変更できます。
「これは顧客個別要件のメモに入れたけどどちらかというと全般的な業務知識だったなー」とか「これはカスタマイズのメモに入れたけどアドオンのメモだったなー」とか。
一度階層構造を決めても、いざ運用を始めないとそれが自分の利用方法と合致しているかわからないのでこのような柔軟な機能は非常にありがたいです。

デメリット

同期が不安定

Web版、アプリ版、複数機ある中で同期が不安定なことがります。
具体的にPC版を開いて内容が同期されていないので、手動でスマホの内容を同期することがあります。

スクロールが自由すぎる

パソコンだと自由自在なOneNoteですが、スマホだとそれがあだになってななめにスクロールとかしてしまいます。

ページ幅がスマホからは変更しづらい

スマホから新規ページを作ってスマホで編集する場合は全然問題ないのですが、PCから作ってスマホで編集する場合幅がPC設定のままなのでやや違和感があるかもしれません。

全体的に自由すぎる

OneNoteは自由帳というイメージです。メモのとり方も階層の作り方も かなり自由です。普段から紙のノートを使っている方は同じように使えばいいと思いますが、あまり使っていない人はどう使っていいかイメージが沸かないかもしれません。

使いたくなりました?

それでもどういう使い方をしたらいいかわからないーという人は↓みたいな本を読んでイメージの補助にしてみたらいいと思います。まだまだOneNoteの知見はEvernoteに比べると全然少ないのでうまいところすみわけができると嬉しいなと思います。