家でのつくりおきをよく作るようになって、新しくよく切れる包丁を買って「私料理の抵抗感が減ったー」なんてハッピーに暮らしていたところに悲劇が起きました。
半解凍状態の豚肉を比較的急いで切っていました。少し固めだからめっちゃ力入れてます。非常に大きな豚肉のために手の置き方がイレギュラーになっていました。ぶしゅっ！切っ先が人差し指にクリーンヒット！
負傷当日
とにかく血が止まりません。こんなに深く切ったのは初めてだったのでこんなにとめどなく血が出るのも初めてで、何度も目の前が真っ白になりました。血を見慣れていない現代人なので、自分の血が止まらない！というだけで貧血を起こしてしまいます。
とにかく患部を圧迫するのがいいらしいということで、ティッシュと子供のガーゼハンカチを切って包帯を作って縛りました。主人に縛ってもらうよりも、自分のもう片方の手と口を使って縛ったほうが患部にピンポイントで圧をかけられます。手と口を使うとすごく負傷兵っぽい気分を味わうことが出来ます。
その時主人は
料理の残りを引き継いで子供の世話ご飯から風呂まで全部やってくれました。MVPです。もはやMVPあげすぎて陳腐化しています。もともと主人が疲れてご飯作りたくないーとおかずを外に調達しに行ってくれていたので、その間に私がお弁当用のおかずを急いでもう一品作っていたのでした。本末転倒じゃん…としょんぼりしました。
次の日
おそらくなんとか血が止まった状態で出社。外科を調べるも会社の近くも家の近くもいまいち。会社の保健室に相談したら、かぴかぴティッシュを水で濡らしながら慎重に除去後、適切な絆創膏に変えてもらいました。化膿しない限り病院は行かなくて良さそうとの見立て。良かったー！キズパワーパッドの上から包帯を巻いてくれて、見た目も負傷兵から普通の怪我人になりました。良かった良かった。一安心。
次の日
まだまだずきずきと痛いですが、なんとか平常運転。キズパワーパッドは中で菌が繁殖することがあるので、普通に毎日交換した方がいいらしいです。ほぼ治ったべ！と普通に子供とお風呂に入って雑にキズパワーパッドを外したらまた出血！でも今度はちょっと抑えてたらすぐ止まりました。良かった良かった。
次の日←今ここ
朝起きたらずきずきしない！昨日は晴れていたので病院行かなきゃかと思いましたがこれなら大丈夫そう。やっぱり傷を治す基本は睡眠だと実感しました。
久しぶりに怪我した
小さい頃はしょっちゅう怪我してました。怪我した傷から破傷風菌が入って破傷風で死んでしまったらどうしようなどと心配していました（予防接種は受けてます）。これから自分の子供はどんどん怪我するのだろう…その度に心配し過ぎて空が落ちてこないように、リハビリ（？）に一旦自分が怪我しておいて良かったのかもしれません。家の近くの外科すごい調べましたからね。
包丁は悪くない…。むしろとても良い包丁でおすすめです。
