序章
成功とはとりあえずはお金持ちになることであり、
非常識なことをしなければお金持ちにはなれない、と冒頭にあります。
その非常識なことを8つの習慣にまとめたのが本書です。
序章で著者は「目標はズバリの年収を10倍にする事!」といっています。
神田さんは「既に自分はお金持ちになっているから読者がお金持ちになろうがなるまいがどっちでもいいけど、
でもどうせならみんなでリッチになりたいじゃないか」という主旨の言葉がありました。
そう言われると負けず嫌いなもので俄然この本の内容を実践してやる!というやる気が出ました。
8つの習慣のまとめ
第1の習慣
やりたくないことを見つける
やりたいことを描くにはやりたくないことを明らかにしたほうがいい、
とういことでやりたくないことをリストアップしたあとにさらにふるいにかける。
あげたそれらは本当にやりたくない事なのか?
その中で、さらにもっともやりたくない事はどれなのか?
次のステップに進むために現在の経験から十分な学びを得たか?
もしまだ十分な学びを得てないとしたら、一体何をする必要があるか?
それはいつまでか?という問いを自身に問いかける。
第2の習慣
自分にかける催眠術
人間は言葉を繰り返すことで潜在意識に刷り込むことができるので、、
自分の目標を口で言って、紙に書いたものを朝晩眺めてニタニタするようにする。
そうすると
「この目標に一歩でも近づくためには、いま、この瞬間に何をすればいいか?」
「この目標を実現するためには何が必要か?」と勝手に考える様になる。
そこでSMARTの原則を守ってより詳細な目標を立てる。
SMARTの原則
・Specific(具体的である)
・Measurable(計測ができる)
・Agreed upon(同意している)
・Realistic(現実的である)
・Timely(期限が明確)
例えば「金持ちになる」→「来年4/30までに年収1000万円を達成する」
さらに催眠術を深めるために
「この目標を達成するために今日やらなければならない事は?」
に対するできることを手帳に10個ほど書き溜める。
そして行動していく。
1歩踏み出せば2歩め3歩目はどんどん楽になる。
第3の習慣
自分に都合のいい肩書きを持つ
「なりたい自分になるために」、
「今の自分の問題をラクラク超越してしまう」
ような現状の自分を書き換える肩書きを創ってしまう。
例えば「スーパーエナジャイジングティーチャー」とか。
自分が凡人だというイメージをもっていると成功者にはなれないので、
そこは上書きする必要があるのだ。
仕事でもプライベートでも有効とのこと。
第4の習慣
非常識的情報獲得術
儲かっている人のセンスを身に付けるには人から学ぶか本から学ぶ事ができる。
効率よく勉強する方法として「テープを聞く」と「フォトリーディング」を進める。
テープは成功者や優れた経営者などが出しているセミナーや本を音声にしたもの。
フォトリーディングはパラパラとページをめくりながら右脳に画像として情報を送り込む読書法。
カンタンなステップは以下のとおり:
①「準備(リラックス)」
②「予習(読む目的を明確にする)」
③「フォトリーディング(1ページをイメージとして脳に保管する)」
④「復習(気になるキーワードを書き出す)」
⑤「活性化(ディッピング)」
⑥「マインドマップに落とし込む」
第5の習慣
殿様バッタのセールス
見込みがないお客は出来るだけはやくNOを言ってもらって、お願い営業はしない。
マーケティングで見込み客をひっぱってきたら、
本当に取れる人相手にだけセールスを行う。
第6の習慣
お金を溺愛する
①お金に対する罪悪感を持たないこと
②自分の年収は自分で決めること
③お金が入ってくる流れを作ること。
出て行く流れを作ってはならない。
お金は余った分だけ使う。
コップの水がいっぱいになって溢れそうになったらはじめてあふれた分を舐めるみたいに。
第7の習慣
決断は、思い切らない
現在と将来の良い面と悪い面の間を振り子のように揺れ動いてしまうため行動にストップがかかってしまう。
この状態を解決するには、3つの感情を客観視する必要がある。
①現在の「良い面」をどう残すか?
②将来の「悪い面」をどう回避するか?
③将来の「良い面」をどう最大化していくか?
第8の習慣
成功のダークサイドを知る
結局年収10倍になったところでただちに幸せになれるわけではない。
光が当たるということは影が濃くなって失敗もしやすく鳴るため、
以下の点を気をつけるよう勧められている。
①完璧を目指さない事
②家族を大事にする事
③稼いだお金を有効に使う事
ささったポイント
結局原則はすべて大事なので必要なときにそれぞれ実践するとして、
まず今すぐ始められるのが「目標を書き出すこと」と「フォトリーディング」!だと思いました。
「目標を書き出す」は極めて普通のことだと最初は思いましたが、
その後脳科学の本や他の自己啓発本を読むにあたって、
脳が「とても具体的に目標達成をイメージできることが大切」というのがわかりました。
書きだすのも声に出すのも脳にイメージを焼き付けるように具体的に行わないと意味が無いのだと実感した次第です。
例えば漠然と「お金持ちになりたい」とイメージするのと、
「お金持ちになってお手伝いさんがいるともう家事しなくていい!お手伝いさん一人雇うのは大体いくらだけどそれくらい払ってももちろん全然余裕」とイメージするのでは違うということですね。
あと最近の例ではカリモク60の家具がほしくてほしくて、
いつもネットで商品をみたり家に来てからの妄想をしていたところ無事購入に至りました!
快適なお部屋が手に入ってとても幸せです。
そんな紙質の良いいい感じのノートを買って10個の目標を書くことを続けています。
LIFEノートを使い終わったらツバメノートにしようと思っています。
朝と夜、頭のなかでごちゃごちゃと考えたことを紙に吐き出して一旦頭のなかをすっきりさせて、
それから「この目標に一歩でも近づくためには、いま、この瞬間に何をすればいいか?」、
と「この目標を達成するために今日やらなければならない事は?」の解をつらつらと書きます。
朝起きてノートを書くのは気持ちがいいので、今のところ続いています。
まだまだ同じところをぐるぐるしているばかりですが…。
フォトリーディングはまだまだ修行中。
月読む本は5冊から10冊-15冊には増えたけど月100冊超える人もいるのでまだまだこれからです。
もっと紹介したいと思う本に出会いたい!