てっぺんめざせよ

Making the world a better place -- ITとシンプルライフを掲げて爆走するワーママ記

ちょっとした小言を聞きたい気分の時もある


女性の知性の磨き方

手にとったきっかけ

・母からの推薦
こういうまじめな人が書いた真面目な本は自分ではなかなか手に取りません。

まとめ

①女性の知性を磨く

家庭はチームなので
⇒どうすれば納得してもらえるかがポイント

存在しないものに立ち向かう
⇒子どもたちの65%は大学卒業時には今は存在していない職業についている
⇒知らないことにぶつかったときに勉強する習慣がある人の方が成功する割合が高い
⇒攻撃的でなく協調的に働きかける事ができるのが女性の強み

ポジティブな八方美人スタイル
⇒好き嫌いをものさしにせず誰とでも柔軟に対応する態度
専門用語も通じた語学力、難関資格取得がものをいう

②知性と何か?

教養は知性の基本
子どもに教えたいのは知識よりも考える力
これからはゼロから何かを作り出すクリエイティブな賢さが必要になる
⇒新しい学習方法Project Based Learning
他人に親切にすることが将来のための投資
北政所的な内助の功的女性スタイルは今も効果がある

③男性の知性と女性の知性の違いを理解すればさらに強くなれる

男性的な競争社会→女性的に一緒に協力して何ができるか
年収を気にする男性と働きやすさを気にする女性
男性は現在を生きる、女性は未来を育てる
⇒本来は女性の長所であるが、現在は出産・介護等を心配しすぎて一歩踏み出せない言い訳となっている
本来のいい意味の「持続する未来を育てることを考える知性」として活かすべき

④知性のある女性はこうして輝く

バリキャリよりもはつらつ、いきいき
ギラギラよりもキラキラ
社会に不足している状況に甘えない
⇒機会を黙って待つのではなく、自分から積極的に提案する
人生の目的は品格を磨くこと

ささったポイント

著者の意見には伝統的な価値観・マナーの重要性を認識しながらも、新しく現代的な見方も入っていました。
年をとってもこのようなフレキシブルな人でいたいと思いました。

どうしたって女性であることは変えられないのでそれをうまく活かすというポジティブさも感じました。
私は特に女性だからという差別は感じたことはないけれど、そんなのもあった中乗り越えてきたのかな、と想像しました。

内助の功、という全然自分にないスキルのキーワードから北政所が気になりました。
日本史は苦手だったので全然何の人かぴんときません…。
何か歴史小説とか読んでみようと思います。

おすすめ

・お母さんかおばあちゃんの小言みたいなのを読みたい人
・まじめな女子力本が読みたい人